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2016年6月20日 (月)

とと姉ちゃんの常子=大橋鎮子「暮らしの手帳」のがんばり

02『暮しの手帖』っていう雑誌、今も続くヒット雑誌を創刊している大橋鎮子という女性の人生を描くのが「トト姉ちゃん」NHK朝ドラ。その大橋鎮子=小橋常子の実像が、徐々に『暮しの手帖』に今週から近づいている。 

 朝ドラでタイピストとして勤めた会社で、常子はいとも簡単に辞めさせられたが、「女性は産む機械」と言い放った大臣経験者がいた。結婚までの腰掛として、勤める女性が大半だ。確かNTT(電電公社)の電話交換手は、30歳まで残っていると肩身が狭い様子に見えた。今では、こんな見方をする人は、非難されるが。
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 戦前教育を受けた女性は、高等女学校を卒業したら、花嫁教育の和裁一年、その他料理の勉強して、見合い写真をばら撒いて・・・親のしっかりしている家では、大体二十代前半で結婚した。片親だったり、あるいは小さい兄弟姉妹のいる家の女性は、オールドミスになるまで結婚できないから、「行き遅れ」とか「行かず後家」という言い方をしていたのが、戦前の日本社会だった。
Photo 常子=鎮子は、高等女学校を卒業後、日本興業銀行に3年勤めたが、大学へ行きたくて銀行を辞めて、日本女子大学に入学。しかし、1年で肺結核となり、学業を断念。当時、栄養状態のせいか、昔の人は、結核になる人が多かった。 

 前の勤務先(日本興業銀行調査課)より規模は小さいが、創刊されたばかりの日本読書新聞に入社。戦争末期の休刊時、戦後の復刊時と、常に編集部に所属した。「日本読書新聞」社は、理解のある社長に救われた。出版社は、小さくても、ヒット企画が当たれば、突如一流になれる不思議な業界である。 

 戦後、日本読書新聞でカットの仕事をしていた花森安治と知り合う。1946年、花森、長女の常子=鎭子・晴子・末妹の芳子の三姉妹と横山啓一で『衣装研究所』を銀座で設立して社長となり、雑誌『スタイルブック』を創刊。1948年には花森編集長の元で『美しい暮しの手帖』(後の『暮しの手帖』)の創刊に参加。1951年、社名を現在の暮しの手帖社と変える。01 生活の為に、はとを捕らえて鳥屋へ売りに行ったり、歯磨きを作って商売しようと考える小橋常子だから、出版の企画もアイディアが光っていたのだろう。常にヒットを考える着想力は、雑誌『スタイルブック』、後の『暮しの手帖』も、ヒットが出た。しかし、出版業界は、一発屋が多く、他社のヒット見逃さないで、真似した雑誌がすぐ後追いして、最初の企画者の成果を横取りしてしまう傾向がある。だから、当ててもすぐポシャる事が続いた。 『スタイルブック』も、アレは中学生の女子、女子高校生、流行に敏感な人には大人気だった。カラー、紙質のいいグラビアが魅力だった。学校の図書館に置いて、夢中でみていた。類似の雑誌が多かったのは確か。そういう類似雑誌が多くなったときは、社会では流行っているようにみえても、発行する側は儲かっていない。03 しかし、インテリ主婦をターゲットにした「暮らしの手帳」は、電化製品の良し悪しを判定する実験を伝える雑誌として、ユニークだった。広告を載せない雑誌として、業界からの圧力を撥ね退けて、中立を保つ姿勢を貫いていた。 

1969年から長年にわたってエッセイ『すてきなあなたに』を同誌「暮らしの手帳」に連載。そのエッセイにより1994年第10回東京都文化賞を受賞した。花森の死去(1978年)により編集長となる。2004年に横山泰子(妹の息子の妻)に社長を譲り社主となる。 

 つい3年前、2013年3月23日午前8時37分、肺炎のため東京都品川区の自宅で死去。93歳没。

朝ドラ『とと姉ちゃん』は、『暮しの手帖』の創業の軌跡
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