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2016年4月 5日 (火)

おおきな木 シェル・シルヴァスタイン 世界一受けたい授業より

 賛否両論がある絵本として「おおきな木」(シェル・シルヴァスタイン)を 世界一受けたい授業で紹介していた。アジのある絵本だ。どこかで見た記憶のある内容だったが、母の愛を教えていた。
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 昔、あるところにりんごの木がありました。
その木は少年のことがだいすきでした。少年は毎日木の下へやってきました。
木はだれよりも何より木はしあわせでした。000001  時は流れ、ちびっこだったぼうやは成長していき、少年は木に会いに来なくなります。 木はひとりぼっちになることが多くなりました。
  ある日、大きくなったぼうやが木のところへやってきます。

「いらっしゃい。昔のように木にお登って遊びなさい」と勧めても、ぼうやは言います。
「もう木登りする歳ではないよ。かいものが してみたい。だから おかねが ほしいんだ。 おこづかいを くれるかい」木は困りましたが、
「お金はないけれど、りんごの実をもって行きお売りなさい」と言いました。 少年は、リンゴを運んでいきました。000011 それで、 木はしわあせでした。

 暫く姿をみせなかった少年は、木のところへやってきました。
「おくさんももほしいし、それには家がいるんだ」 000015
 木は「私の枝を切って、家をつくればいいわ」と答えると、少年は、バッサバッサと枝を切ってもって行き、家を作りました。 000016
 木はしわあせでした。
 そのあと、ながーい間、少年は姿を見せませんでした。

 そのあと、年老いて少年は戻ってきました。
 『船をつくりたいんだ」というと、000021
 「私の幹を切って船をつくりなさい」木はついにその幹を与え、少年は船を作ると旅立ってしまいます。木は切り株になってしまいました・・・ 000023
  原作では「but not really」とあるが、
 それで、木はしあわせに・・・
 本田錦一郎の訳では作中の一箇所に「だけど それは ほんとかな。」と入る。村上春樹の訳では、000025_2“それで、木はしあわせに・・・なんて、なれませんよね”となっている。

 ずいぶん時がたって少年がまた戻って来ました。
 木は言いました。 「ごめんなさい。私には何もないの」



「ぼくには何も必要としないの。しずかな場所があればそれでいいんだ」

000030「古い切り株なら、休むにぴったりよ。いらっしゃい」

 年老いた少年はそこに腰を下ろしました。
 それで木はしあわせでした。

 リンゴの木と少年は友達であった。ともに遊び、心を通わせていた。しかし少年は大人になってゆきお金が必要になる。木は「私の果実を売りなさい」と言う。少年は果実をすべて持っていった。
 しばらくして、大人になったその子は家が必要になる。木は「私の枝で家を建てなさい」と言う。その子は枝をすべて持っていった。
 また時が経ち、男は「悲しいので遠くへ行きたい」と言う。木は「私の幹で舟を作りなさい」と言う。男は幹を持っていった。
 時が経ち、男は年老いて帰ってきた。そして「疲れたので休む場所がほしい」と言う。木は「切り株の私に腰をかけなさい」と言う。男は腰をかけた。木は幸せであった。

 
1本のリンゴの木が1人の人間に限りない愛を捧げる“究極の無償の愛”の美しくも悲しい物語。リンゴの木が大好きで、毎日やって来ては遊ぶ子ども、やがて大人になるにつれ、木を訪れる回数が減っていくが・・・
 突然、思い出したようにやって来ては、「~をくれるかい。」と
木に要求ばかり。子どものために身を犠牲にして尽くすリンゴの木。

最初、この子どもは「なんてやつだろう」と思ったが、決してリンゴの木は不幸な気持ちだったわけではないと、ハッとさせられた。
「それで 木はしわあせでした。」
というフレーズが、子どもの願いに応えるたびに出てきます。

愛を与えてばかりのリンゴの木。まるで、親離れしていく子を遠くから見守る親のような気持ちだったのでは。なかなか会えないのは、元気に暮らしている証拠。
時々思い出して会いに来てくれるだけで、嬉しい。 困った時は、力になってあげるよ。

 そう考えたら、なんだかリンゴの木が嬉しかったという気持ちが理解できるような気がする。子どもの心のどこかに、リンゴの木が存在している。 見えないけれど、心は繋がっている。 考えれば考えるほど奥が深いストーリー。大人向けの絵本のような気がする。
(30代・ママ 男の子9歳)

 母親である私はどうしてもリンゴの木に感情移入してしまいます。
  私の子供はやがて大きくなり、もう私と遊んでほしいとは思わなくなり、もっと違うものが欲しくなる。それでいい、それで普通だ。そういったことを考えるだけで胸が締め付けられ、切なくなる。
 少年に無償の愛を変わらず与え続けるリンゴの木は、私の理想であり、現実でもある。そして疑いもする。このリンゴの木のように無償の愛を与えられるのかしら?と。
そんな私に色々な事を想像させ、切なくさせる絵本でもある。
(47さんママ )

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