「暁に祈る」シベリア抑留の悲劇を忘れない
シベリアで抑留去れていた人でも、八十八歳だ。 ソ連のやり方はあくどい。日本人が純なのかもしれないが、「名誉ある降伏」という合言葉で、日本人のプライドを示そうとした。「名誉ある」なんていわないで、逃げてしまえばシベリアへ連れて行かれなかった。独逸兵の場合、従順ではなかったから、抵抗してソ連兵の指示には従わないのが普通だったような話しを聞いている。
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「暁に祈る」★★シベリアの収容所の事件とは関係ないが、当時の風俗が良く分かる動画である。
ソ連兵は、日本人の武装解除で、学校の運動場に小銃を集めても、正確な数字が数えられない。日本を集めても、やはり人数をすばやく数えられない兵が多かったという。だから、日本人が代役で数えて報告していたという。
投書者の話しでは、帰国(ダオモイ)と騙して船に乗せて着いたのがソ連領のナホトカという。汽車でシベリアへ連れて行った場合は、外が見えない蓋車に詰め込んで、北へ北へと走るから、ヘンだと逃げ出した人は、犬に追わせて捕まえた。捕まった人は、日本人から見える場所で銃殺した。だから、それ以後、逃げられなかったとか。
収容所に入ってからも、ソ連側の指示に従わせるために、赤化教育して、ソ連の思想に染まった日本人にリーダーの役目を与えて、ここでいう「アクチブ」活動家を使って、日本人の赤化教育をしようとした。この活動家になると、特権みたいな立場になれるし、早く帰国できるというウワサがあったらしい。共産主義思想を全員に染めあげると、帰国したのち、日本で革命が起きる・・・と、ソ連は夢想していた。
赤化活動家になった連中は、ほかの人より早く帰国したいというエゴで活動家になって、シベリヤ抑留者ノリーダーになって、威張りたかっただけだ。思想に染まったフリの人も多く、狭い収容所の役職について威張りたいだけで、ニセ共産主義であったから、本当に教養のある人からは、軽蔑されていた。しかし、権力ダケは持つから、随分日本人でありながら、酷いことをした。思想を軽蔑したら、それこそ、真冬の深夜に裸同然に外の木に縛り付けて、凍死させた事件があり、日本に帰国してから、国会で取り上げられた。「暁に祈る」事件は、第二次世界大戦終結後の1940年代後半、ソ連軍によるシベリア抑留の収容所において、日本人捕虜の間で起きたリンチ事件。指示を行ったとされる人物が、日本への帰国後に逮捕・起訴されて有罪判決を受けた。本人は冤罪であると主張した。部隊の名称から「吉村隊事件」とも呼ばれる。
ウランバートル収容所において、ソ連軍から日本人捕虜の隊長に任じられた池田重善元曹長(収容所内の変名「吉村久佳」名乗る)が、労働ノルマを果たせない隊員にリンチを加え、多数の隊員を死亡させていたとされる。この「暁に祈る」とは、「裸で一晩中、木に縛り付けられるリンチ」隊員らによって付けられた名。縛り付けられて瀕死状態の隊員が明け方になるころ首がうなだれ、「暁に祈る」ように見えたことによる。
1980年12月に最高裁で請求を棄却し、池田は「もう一度請求したい」とコメントしたが、かなうことなく1988年に亡くなった。
帰国した「活動家」たちは、引揚げ船から集団で下りて、団体で行動し、労働歌を歌う姿が新聞に報道されたりしている。彼らは集団で行動している間は強いが、各自バラバラになって、郷里に帰ってからはほとんど革命運動をシタ人はいない。
投書者の見た明優丸のような例もあっただろうことは想像できる。しかし、リンチをした連中を逆に暴力を振るうのは、よく考えると、それは「活動家」のやった連中と逆の立場で、同じことになる。
まったく、日本人の思考能力の低さを示している。
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