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2015年3月22日 (日)

映画『アンブロークン』は、旧日本軍の捕虜米国元五輪選手の半生

 『アンブロークン』は、原作は全米ベストセラーのノンフィクション。『アンブロークン』の意味は、直訳は「壊されていない」「打ち破られていない」だが、一番妥当な意味は『不屈』『くじけない』だ。
 主人公のルイス・ザンペリーニは、イタリア系アメリカ人の元米空軍パイロット。入隊する以前、陸上競技5000メートルのアメリカ代表として36年のベルリンオリンピックに参加した経歴を持つ。彼は42年、搭乗していたB-24機がオアフ島沖で墜落。搭乗員11人中生き残った3人が太平洋上をいかだで47日間漂流し、マーシャル諸島に着き、日本軍の捕虜となった。

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 捕虜となったルイス・ザンペリーニは、東京大森、新潟・直江津の収容所で、終戦まで二年間、収容され、虐待を受けた。竹刀やベルトのバックルで殴られ、捕虜同志で殴りあいをさせられた。01 戦後は復讐心に苦しんだが、キリスト教の「許し」の教えに救われ、1998年長野五輪で80歳の聖火ランナーとして、かつての敵国を訪れた。

 
この映画は日本の側の強い嫌悪感から、上映されることはないらしい。それを私は、「肝っ玉が小さい」と思った。01_2 が、まず、日本の国粋的な右翼の立場を尊重して見ると、言っている主旨には、なるほどという部分もある。しかし、日本の言い分より中国が日本を非難する立場とか、意見が取り入れられている。国内で反論しても海外では、いるか捕鯨問題と似て、日本は押されている。日本人が見てもっと外国の立場を理解してから反論をするのがいい、と思う。
①ノンフィクションといいながら、事実と反する描写がある。
日本兵は人肉を刺身で食べる
輸血の代わりに、椰子油の輸血
高度1000メートルの飛行機が低空に、事実に反する。
②女優上がりの監督では、硫黄島からの手紙のように、日本の立場、米国の立場を尊重していない。
反日映画『アンブロークン』ノンフィクション前提に★

★主人公のザンペリーニの競技生活が長かったのか、映画ではずいぶん取り上げている。捕虜生活での厳しさもあるのだろうが、予告編では少ない。

A_2本編では、 日本軍の虐待場面が延々と描写しているが、伍長の内面、暴力の理由が描けていない。製作者の意図は、どこにあるか、ハッキリしない。等々の女性監督へのバッシングのような批判を受けている。
 日本への偏見、普通の欧米人なら普通の感覚で描いているだけだが、日本市場は閉鎖的だと思われているに違いない。

『アンブロークン』はアンジーにとって監督第3作目となるが、彼女はまた、どんな作品であろうとも、自分にとって重要な意味をなすものでなければいけないと考えている。「また監督をしたいと思ったけど、何をやればいいのかわからなかったの。それに監督をするなら、私が大好きで愛情を持っているものでなくてはいけなかったわ。だって監督業は、家族からかなりの時間離れなきゃいけないし、女優業よりもっとやることがあるから」

  現在アンジーは、97歳となったルイスが住むロサンゼルスの自宅近くに住居を構えているが、ルイスと築き上げた人間関係により、この作品に対して責任を感じたと明かしている。「ルイスの話をしっかりと伝えるということはものすごく大きな責任だわ。だってルイスのことが大好きだから。それに彼は私の人生においてすごく助けになってくれたのよ
http://news.mynavi.jp/news/2014/03/03/304/

★Unbroken (アンブロークン)公式予告(日本語字幕非公式)編
 梶田陽介という人の文章、公平に現代の日本人の意見を代表している。梶田陽介って、テレビで顔を見たことがないから
よく知らないが、彼の意見を紹介する。

 昨年末、アメリカで封切られたばかりの映画『アンブロークン』は、太平洋戦争で日本軍の捕虜となった元オリンピック陸上選手ルイス・ザンペリーニ氏の半生を描いたもの。だが、劇中には日本兵による虐待シーンがあり、さらに原作に「日本兵による食人」の記述があることから、ネトウヨ(ネット上の右翼、保守主義者の間で「これから上映のアンジェリーナの映画は、日本兵が外国人捕虜を虐待して殺害して食べたという捏造映画だ」という批判が高まった。

「アンジェリーナの反日食人映画を許すな」
「ウソも甚だしい!アンジーは反日プロパガンダをやめろ!」
 
 配給元にはこんな抗議の声が殺到し、日本での公開ができない状況に追い込まれた。そこで、アンジーがわざわざ日本のメディアに登場して「反日ではない」と否定したというわけだ。

 だが、彼女のインタビューを待つまでもなく、この映画は「反日映画」などではまったくない。映画のなかには「食人」に関する描写はワンカットもなく、ただひとつのセリフのなかでも触れられてはいないのだ。「『アンブロークン』は日本軍による食人映画」というのは "完全なるデマ"だったのである。

 実はこれについては、在米の映画評論家・町山智浩氏が今年1月の段階で「完全に間違った情報によって叩かれている」と指摘していた。ラジオ番組『たまむすび』(TBS系)のなかで『アンブロークン』を取り上げた町山氏は、こう解説している。

「『アンブロークン』っていうタイトルは、『不屈』『くじけない』という意味なんです」
「ザンペリーニさんは、日本軍から開放された後、アメリカに帰国するのですが、長い間拷問されていたので、憎しみが渦巻いて、もう悪夢の中で何度も何度も拷問した軍曹を殺す夢を見るんです。でも、その憎しみから解放されるには、結局、相手を赦すしかない。敵を赦すしかないんだ、という結論に彼は達した」
「映画では最後、ザンペリーニさんが、日本の人たちに拍手されながら、長野オリンピックで、聖火ランナーとして走る映像が出てきます。だから、これは別に日本が悪いという映画でもなんでもない。本当に強い男は敵を赦す。そういう話なんです」

 もちろん、アンジー自身も読売のインタビューで、こう答えている。

「ルイスは日本を愛していた。長野冬季五輪の聖火を運んだことを人生で最も誇れる瞬間の一つだと語った。映画を見る機会があれば、そう判断できるだろう」
 反日どころか、テーマは逆。それがなぜ、未公開の日本で「反日映画」という話になったのか。

 調べてみると、たしかに昨年春頃から、ネトウヨの個人ブログなどで「アンジェリーナ・ジョリーが反日映画の監督をしている」などという話題が広がっており、制作中止・配信撤回を意図する署名活動などを拡散する動きがあった。
 そしてネトウヨたちの騒ぎに丸乗りするかたちで、大手マスコミがこの映画を取り上げたのである。
 まず、「週刊文春」(文藝春秋)が昨年、6月26日号で、「勘違い女優が撮るトンデモ反日映画」というタイトルのワイド記事を公開。「原作が日本人の残虐性を誇張する"トンデモ本"」としてネット上で話題になっていると紹介した。そして、〈何千人もの捕虜が(中略)人肉食の儀式的行為で生きたまま食べられた〉という原作の一節を引用し、「看過できない」「歴史をでっち上げるのだけはやめてほしい」と煽った。

 さらに、昨年12月6日になって、お決まりの産経新聞が参戦して、こんな調子で書き立てた。
「(原作には)『捕虜たちが焼かれたり、人体実験で殺され、(日本の)古来からの人食いの風習で生きたまま食われた』などと捏造されたストーリーが史実のように描写されている」
「『映画にそうしたシーンがあれば、中韓が政治的に利用しかねない』と懸念する在米日本人もいる」
 その在米日本人とやらは......と指摘するのは野暮なのでやめておくが、いずれにせよ、文春と産経がネトウヨに燃料を投下する商売をしたことで、批判が一気に広がり、映画が公開できない状態に追い込まれたというわけだ。
 しかし、これらの記事もよく読むと、すべて原作をベースにして語っているだけで、映画を観たという証言はない。前述の町山氏もくだんのラジオで「映画が完成したのはついこの間なので。日本では誰も見ていないのに、と思いましたけどね」と皮肉まじりに語っていたが、ようするに、ネトウヨも保守メディアも映画を見ないで喚きたてていたのである。

 自分の理解や知識が及ばない事象や人びとを片っ端から"敵""反日"と設定するネトウヨならありうる話だが、まさかマスメディアがこんな恥ずかしいレッテル貼りに加担していたとは......。それは冒頭に紹介した読売のインタビューも同様だ。読売は「食人」のシーンがないとわかってもなお、「中国での公開で反日感情が高まる懸念もあるが」「日本では映画の内容に警戒感もある」と妄想質問をぶつけている。
 しかし実を言うと、今回の問題は、映画『アンブロークン』が「反日」でないのに「反日」と認定されたことではない。問題は、この国が「反日」映画を上映できない国になってしまったということだろう。
 町山氏は、『アンブロークン』でザンペリーニ氏を虐待する日本人軍曹と、大島渚監督作品『戦場のメリークリスマス』で坂本龍一扮するヨノイ大尉のルックスが瓜二つであることに触れ、こう語っている。
「『戦場のメリークリスマス』って日本兵による捕虜虐待を描いた映画だったんですが、83年に公開された時には、別に上映中止を求める騒ぎはなかった。『反日』だと騒いでいる奴はいなかったので。時代は変わったな、と思うんです」

 食人についても同様だ。連中は「日本兵の食人は捏造!」とがなりたてているが、第二次世界大戦中、日本兵の一部が死んだ敵人や同胞の肉を食べていたのは有名な話だ。米軍やオーストラリア軍の報告書にも大量に記載されているし、元日本兵自らの証言もある。
 仮にこの映画が食人をテーマにした反日映画だったとしても、堂々と上映ができ、それに対して堂々と賛同も批判もできる。それが成熟した民主主義国家というものではないか。
 国益に反するだの、民族のプライドを傷つけただのという理由で、映画の公開中止を強いるなんていうのは、ほとんど北朝鮮や中国と同じだろう。それとも、ネトウヨや保守メディアは日本を自分たちが大嫌いな中国のように検閲国家にしようというのだろうか。
 西欧とイスラム社会の"憎悪の連鎖"が深まるなかで、「"憎しみ"を乗り越えるには"赦し"しかない」というもっとも本質的なメッセージを発した『アンブロークン』。しかし、それとはまったく逆に、"赦し"より"憎しみ"に向かっているこの国では、そのメッセージを届けることすら叶わないということなのだろうか。

(梶田陽介)

 ネトウヨや保守メディア、「週刊文春」(文藝春秋)、産経新聞等の日本の右翼が、彼らが大嫌いな中国のように検閲国家に日本を追い込むのが、問題だ。

 つい、数ヶ月か、半年前に話題の映画を思い出す。
 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記の暗殺を描き、いったんは公開が見送られたコメディー映画「The Interview(ジ・インタビュー)」
Photo_2 この映画に対する北朝鮮の態度を日本人は大いに批判したのに、逆の立場になって、日本が批判的に描かれると、急におかしくなる。これは、打たれ弱い。
 これは「日本人身内の問題」というより、広く深く「人類に対する犯罪」だと考えると批判の意味が理解できる。すると、右翼も左翼も、軌を一にして考えられる。
 左翼、右翼も含めた、合同会議をするべきだろう。左翼も、右翼も、紳士であることが基準であるのは、一番大切だ。お互いに理解しあう練習をしてみたい。
 その上で、保守と革新とがお互いに理解しあう場が作れないか、感情を込めないで「日本愛国者会議」という立場を確立したいものだ。議論もなく、ただ「人斬り以蔵」のように、むやみに“人斬り”批判するばかりで、意味のない威嚇している批判が目につく。

 岡田 以蔵(おかだ いぞう、天保9年1月20日(1838年2月14日) - 慶応元年閏5月11日(1865年7月3日)):幕末の四大人斬り、の一人。江戸時代末期の土佐藩郷士、志士。 司馬遼太郎の小説名から「人斬り以蔵」の名でも知られる。幕末四大人斬りとは、田中新兵衛、河上彦斎、中村半次郎(桐野利秋)

 『アンブロークン』映画のことは、NHKラジオで知ったが、朝日新聞にも啓蒙的な意味で紹介している。朝日新聞批判する人は、上から目線でものをいうというが、知らないことを教えてくれる。その意味では、いいのじゃないか?

 朝日新聞では、抑えた論調で納得できる。
01_3 日本軍の虐待場面が延々と描写しているが、伍長の内面、暴力の理由が描けていない。製作者の意図は、興行収入にこびているだけで、ドキュメンタリーが泣く。02 正当の右翼団体では、『アンブロークン』を見た上で論理的に批判しようとする動きがあると、朝日新聞は紹介している。04_2 製作者の意図は、政治的メッセージを込める意思はない。主人公の人間としての「赦し」の心境、生命の強さ、尊さに至るまでの過程を映画を通して、一緒に考えて欲しい、と述べている。

 とはいうものの、中国や韓国などでは、『アンブロークン』を日本バッシングに利用しようと手ぐすね引いて待ち構えている。その現実に日本人がその彼らと同じような立場に立ってケンカ腰で「人斬り以蔵」のような議論しては、幼稚な国とのそしりは免れない。
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コメント

荒唐無稽を”史実”と言うからでしょ

投稿: | 2016年4月13日 (水) 00時52分

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