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2014年6月16日 (月)

こころの時代鑑真和上に学ぶ 五戒を守る

 「戒壇」は、奈良の東大寺にもあるし、九州大宰府にも「戒壇院」があり、さて、「階段」ではなく「戒壇」とは、何をした場所か・・・。つまり、「戒」を授ける場所だ。000001 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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その「戒」とは、そもそも、なんだろう。000042不殺生戒(フセッショウ戒) - 生き物を殺してはいけない。
不偸盗戒(フチュウトウ戒) - 他人の物を盗んではいけない。
不邪淫戒(フジャイン戒)- 不道徳な、特に強姦や不倫、性行為に溺れること。
不妄語戒(フモウゴ戒) - 嘘をついてはいけない。
不飲酒戒(フオンジュ戒) - 酒を飲んではいけない。
000016  鑑真和上は、「梵網経(ぼんもうきょう)」に基づき、日本で戒律を広めた。日本には、聖徳太子らが仏教を広めているが、戒律を授ける人も基準もはっきりしていなかったので、鑑真がその基準を梵網経(ぼんもうきょう)に従って仏教の戒律を広めた。
 
 その戒律の基本は、「五戒」である。一般的にいうと、仏教徒が守るべき、自分を律する内面的な道徳規範が戒で、法に触れ、罰則があるのが律という。
000017(戒律と一語にまとめられているが、元は戒シーラ(サンスクリット語)、律ヴィナヤ(サンスクリット語)の二語から成り立っている。)
 

この五戒をそのまま適用して禁止すると、日常生活に支障をきたす人も出るので、それを緩和した戒とするのが、鑑真が持ち込んだ経典「梵網経(ぼんもうきょう)」は、以前日本に持ち込まれた戒律より、緩和されたものだった。
 

例えば、
●「不殺生戒」は、但し書きをつけて、「ことさら・むやみに」生き物を殺してはいけない。となった。
●「不邪淫戒」は、肉食妻帯を禁じ、僧侶には独身生活を強いたが、在家の信者にはそれはなかった。
●「不飲酒戒」は、サンスクリットの原典には、「心を惑わせるものを服用してはいけない」とあり、それを翻訳する際に、「酒」の訳語に当てたらしい。今の時代なら、「薬物乱用」にあたるだろうという。禁酒に関しては、
真言宗本山でも苦労しているようだ。

 この五戒を守ることを仏教徒に教えたが、出家者には365日間を修行として守る。一般人には、緩やかであった。
 10日、一週間を守り実行する。戒律を守るという約束すると授戒を与え、自分も守り、次の人にバトンタッチして守っていく。そのライセンスを鑑真和上は与えようとしたのである。唐招提寺では「梵網経(ぼんもうきょう)」に基づき、ペーパーライセンスのような空虚なものでなく、仏教の心を伝えようとした。

  授戒は、(今の人にはわかりにくいが)五戒を守ることは、未来に約束すること。002 日本人には慣れていないが、五戒をきょうから将来に向かって、「守ります」と約束するライセンスである。あなたが誓ったことは、仲間の僧にも誓うことであり、地域の神様にも誓うということであり、2600年前の過去の釈迦にも、現在ここにおられる釈迦にも誓うことである。
 約束は重いことなのです。約束を与える側も、約束する側も真剣に守るのです。それを破るのは、とても怖くて、バチがあたるということが残っています。唐招提寺には、授戒を行う戒壇が残っている。これは鑑真和上が作ったものと言われている。

  地方には、誓いをチェックする行事がある。半月に一回ずつ、お寺に行って「布薩」という懺悔をして「許してください」と、仏に許しを願う。一般在家の人は、「布薩」の懺悔して、僧侶から指導されて反省をするのが慣わしになっている地方もある。

鑑真和上の授戒の儀式を授けたのだが、人によっては「この程度のこと」に命をかけて日本くんだりまで来たの?と軽く見る人もいるかもしれないが、これは、人間の生きるうえでは、重大なことをおしえている。000050(神に対して)ウソをつくことが当たり前になっている今日では、分かりにくいが、それはとても怖いことと理解してほしい。昔の人は「(約束に対して)ウソをつく」ことは、とても怖いことだと考えた。
 
000030_1 授戒によって、三世の仏に戒を守ると誓うことは、自分の行いを五戒に背かないことだから、背筋がピンとして、生きていくことだから、あらゆる世相が正しくなることだ。全ての人が五戒を守っていくことが、平和で平等な世界が現れることになる。それが仏教の根本的な教えであった。000002_2鑑真(がんじん688年(持統天皇2年) - 763年6月25日(天平宝字7年5月6日)):奈良時代の帰化僧。日本における律宗の開祖。
唐の揚州江陽県の生まれ。14歳で智満について得度し、大雲寺に住む。18歳で道岸から菩薩戒を受け、20歳で長安に入る。翌年、弘景について律宗・天台宗を学ぶ。
律宗とは、仏教徒が守るべき戒律を研究する宗派で、鑑真は南山律宗の継承者であり、4万人以上の人々に授戒を行った。
 揚州の大明寺住職であった742年、日本から唐に渡った僧・栄叡、普照らから戒律を日本へ伝えるよう懇請された。奈良には私度僧(出家/自称僧侶)が多かったため、僧侶に位を与える伝戒師が必要であり、聖武天皇の依頼で優秀な僧侶を捜していた。

 栄叡と普照から要請を受け、鑑真は「渡日したい者はいないか」と弟子に問いかけた。日本に渡ることは、今で言えば、再び戻って来られないか、遭難覚悟が必要であった。日本へ行く希望者がダレもいなかったので、鑑真自ら日本へ行く決意した。すると、それを聞いた弟子21人も随行することになった。その後、日本への渡海を5回にわたり試みたがことごとく失敗した。
 鑑真が日本という未開の地に仏法を伝えたいという願望は、仏教徒なら釈迦の教えを伝える義務があるが、弟子たちも、未開の地へは行きたくないのが本音だろうが、「師匠がいくなら、ついて行きたい」ということになったのだが、弟子の中には、師匠を行かせないために、渡航5回中3回は弟子の密告で渡航中止になっている。最後の回は、日本の遣唐使船に便乗というカタチであったが、当時の玄宗皇帝が、才能流出を禁じ鑑真の渡日を許さなかった。玄宗皇帝の意向を考え、遣唐使船の大使の藤原清河は鑑真の同乗を拒否した。それを聞いた副使の大伴古麻呂は密かに鑑真を乗船させた。

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