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2014年3月19日 (水)

花粉症の正体は何だろう。そして、花粉症対策②

Images_2  国民の25%は、花粉症だといわれている。それほどの国民病だというのに、根本的な「花粉症の治療法」は、確立していないようだ。現代医学でやっているのは、今は対処治療にすぎない。そこで、「花粉症」のメカニズムを調べてみた。
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 花粉症という病気とその原因物質は?
 人間の体には、体内に侵入しようとする“ウイルス”など「外敵(異物)」を排除しょうとする働き(免疫機能)があり、その免疫機能のバランスが崩れると、アレルギー反応が起こり、無害な“植物の花粉”にまで過剰の“免疫反応”が働き、花粉症になる。
 つまり、スギやヒノキなどの花粉(原因物質=アレルゲン) にアレルギー反応を起こして発症する。

 Imes 本来、人間の体には、外部から体内に侵入してくる、体の成分とは異なる外敵に対して、退治しようとする免疫のしくみがある。
  侵入してくる異物=「抗原」、それに対抗して体が作る免疫物質=「抗体」という。
 異物(抗原)が侵入してくると、正常には抗原抗体反応(免疫)が行われ、免疫機能が働くが、この本来は体を守るはずの抗原抗体反応が、同じ異物に対して「侵入→攻撃」を繰り返している間に、無害であるはずの花粉など異物に対して過剰に働き、鼻水・くしゃみ・鼻づまり、目の充血やかゆみ、流涙など、体に悪い結果をひき起こす。これが「アレルギー反応」です。

 「アレルギー反応」と「免疫」とは、同じ反応の仕組みであるが、「アレルギー反応」は「免疫の過剰反応」で体に病気をひき起こす。アレルギーが目や鼻でおきると「花粉症」、気管支でおきると「喘息」、皮膚でおきると「アトピ-」である。

 花粉症の種類と原因物質(アレルゲン)は?
 花粉症には、「季節性アレルギー性鼻炎」及び「季節性アレルギー性結膜炎」の二つがあり、その他に花粉症ではないが類似する「通年性アレルギー性鼻炎」及び 「通年性アレルギー性結膜炎」の二つがある。

   花粉症の種類  症状の期間  原因物質(アレルゲン)  症状 
季節性アレルギー性鼻炎
●季節性アレルギー性結膜炎
(花粉症)  アレルゲンとなる花粉 日本では、約60種類(スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカバなどの花粉、) 
鼻みず・くしゃみ・鼻づまり、目のかゆみ・なみだ・充血など、時には、喉・皮膚のかゆみ、下痢などのをともなう炎症。 
●通年性アレルギー性鼻炎/ 通年性アレルギー性結膜炎
  1年中ある症状  ダニ、家の中のちり(ハウスダスト等)、ゴキブリなどの昆虫、ペットの毛、フケなど  上記と同様の炎症。
喘息、アトピー性皮膚炎などを合併することがある。
 
 
花粉症にかかるアレルギー反応の流れ。
「花粉→マクロファージ→T細胞→B細胞→抗体→肥満細胞→ヒスタミン→知覚神経→くしゃみ、鼻水」
 この流れの中で、「くしゃみ、鼻水」がでるのは、いずれも体を花粉から守ろうとする正常な防衛反応ではあるが、あくまでもそれは「見かけの症状」でしかない。「問題にすべき花粉症の症状」は、花粉侵入箇所などへの厄介な炎症である。

①炎症の原因:花粉症における炎症とは、分泌されたヒスタミンなどの刺激により、花粉侵入箇所などの毛細  血管が広がり、血流が加速、その箇所に血液が集中するために、その箇所に腫れ・発熱が発症したもの。
 しかし、発熱などの炎症は、自然治癒される過程においてとても大事な症状である。ウィルスなどの抗原は総じて熱にとても弱い。風邪で高熱が出るはその理由によるものである。

②炎症の防御:一方炎症とは、体の中に起こった異常を元どおりにしようとする防御反応で、自然治癒の正常な反応である。この自然治癒の過程を見ると、炎症の発症により傷ついた箇所では、血管内から顆粒球(好中球)やマクロファージなどの白血球が集まり、侵入異物を退治し、傷ついた組織を元通りに修復する。

 この過程で炎症箇所において活性化されたマクロファ-ジは、サイトカインなどを分泌し、分泌されたサイトカインは、炎症の促進・制御にきわめて重要な役割を果たす。
 以上のように、炎症とは、傷ついた組織を修復するために起こる生体の正常な自然治癒反応である。

 しかし花粉症では、上記、「①の炎症の原因の真犯人をいまだ特定できず、また②の様に炎症を正常に防御できず、炎症箇所がなかなか自然治癒されない」と言う厄介な問題がある。
  この様に、花粉症は、厄介な問題を抱えた病気と言う認識が必要である。この病気は、花粉症以外のアレルギー症状のアトピーや喘息など、他の隠れた病気のシグナルでもある。

   花粉症はどうしてかかる?
その1.(花粉症発症のメカニズム)
   花粉症は、花粉に接触したからといってすぐに発症するわけではありません。花粉に接触するたびに体内に「IgE抗体」が蓄積され、それが、ある水準に達して始めて花粉症発症の準備がととのった状態になります。

体内で作られる抗体は、IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5種類
 花粉症などアレルギー反応に介在する抗体は「IgE抗体」である。血清中のIgE値が異常に高い人の場合、ほとんどが花粉症・アトピー・喘息等のアレルギー症状を示す。

 花粉症などアレルギー反応で、「IgE抗体」が作られる事が、すでに異常で、 本来IgE抗体は、腸に侵入した寄生虫からの感染を撃退する役割をもつ抗体である。
 また本来、鼻粘膜などへの細菌侵入には、IgG抗体がその任にあたっている。鼻粘膜などでIgG抗体が活性化していると、IgE抗体の出番はない。なのに花粉症において鼻粘膜などでIgE抗体がその任にあたるのは何故か。つまり、鼻粘膜についた異物の処理に、IgE抗体が作られること自体がすでに異常である。

 なぜ、IgGではなく、IgEが作られるのか?
 日常生活の無菌化により、IgG抗体の出番がなくなってしまったのが一因ではないか。また、生活環境の変化で、花粉や大気を漂う化学物質のちりなど、今まで出合ったことのない異物の出現で、体内の免疫系が戸惑っているためではないか?

 
・・・・・・・・専門用語説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ige_01_svg_2 IgEの結合を介した脱顆粒

●IgE=免疫グロブリンE(めんえきグロブリン・イー: Immuno globulin E)とは哺乳類にのみ存在する糖タンパク質で、免疫グロブリンの一種である。
IgM=免疫グロブリンM(めんえきグロブリンM、Immunoglobulin M)は、B細胞に存在する抗体である。赤血球のABO式血液型の由来となるA抗原、B抗原に対する主な抗体。またヒトの持つ最もサイズが大きな抗体。抗体は、軟骨魚類以降の脊椎動物にあり、IgMのみがそのすべてで共通。

マクロファージ
1_2_3_4_5_6 1. 異物(病原体)、2. 食胞、3. リソソーム、4. 残渣、5. 細胞質、6. 細胞膜
a. 貪食された異物が食胞(ファゴソーム)に取り込まれる
b. 食胞はリソソームと融合しファゴリソソームを形成、異物は酵素により破壊される
c. 残りカスは細胞外に排出される(あるいは消化される)

マクロファージ(Macrophage, MΦ)は白血球の1種。生体内をアメーバ様運動する遊走性の食細胞で、死んだ細胞やその破片、体内に生じた変性物質や侵入した細菌などの異物を捕食して消化し、清掃屋の役割を果たす。とくに、外傷や炎症の際に活発である。また抗原提示細胞でもある。免疫系の一部を担い、免疫機能の中心的役割を担っている。 名称は、ミクロファージ(小食細胞)に対する対語(マクロ⇔ミクロ)として命名されたが、ミクロファージは後に様々な機能を持つリンパ球などとして再分類され、名称が死語化した。大食細胞、大食胞、組織球ともいう。貪食細胞は、狭義にはマクロファージを意味するが、広義には食細胞を意味する。

B細胞(B cell、B lymphocyte)はリンパ球の一種。
 抗体は特定の分子にとりつく機能を持った分子で、その働きによって病原体を失活させたり、病原体を直接攻撃する目印になったりする。
 そのため、抗体を産生するB細胞は免疫系の中では間接攻撃の役割を担っており、その働きは液性免疫とも呼ばれる。
 B細胞は細胞ごとに産生する抗体の種類が決まっている。自分の抗体タイプに見合った病原体が出現した場合にのみ活性化して抗体産生を開始することになる。また、いったん病原体が姿を消しても、それに適合したB細胞の一部は記憶細胞として長く残り、次回の侵入の際に素早く抗体産生が開始できるようになる。この働きによっていわゆる「免疫が付く」(免疫記憶)という現象が起きており、予防接種もこれを利用したもの。
 B細胞は骨髄に存在する造血幹細胞から分化したのち、脾臓などの二次リンパ組織に移動し、抗原に対する反応に備える。 また一部のB細胞には、消化管上皮、粘膜組織など、外来抗原との接触頻度の高い組織に移動する集団も存在する。

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 昔の子供は、時にアオバナ、ミドリバナを垂らしていた。あれは、IgG抗体が鼻粘膜などに侵入してくる雑菌と戦った後の残骸。砂場で遊んでいる途中で、ハナクソをほじくったりしていれば、日々雑菌が侵入していたはず、そんな「ライフスタイル」が、免疫系を鍛えていた。免疫系は、過保護になって、本来の役割を、徐々に失いつつある。

 花粉症を発症させる「IgE抗体」が作られるプロセスと働きは?
①抗原(細菌など)が鼻や目などの粘膜に取り付くと、抗原が粘液に溶けだし、
②この溶けだした抗原がリンパ球の一つであるマクロファージに取り込まれて異物と認識、ただちにその情報がTヘルパー細胞に伝達され
③伝達されたTヘルパー細胞がその侵入抗原を敵か否かの判断を下し、敵の場合、B細胞に攻撃命令がだされ、
④それを受けてB細胞が、抗原に対抗するIgE抗体を、次に備えた物まで含めて、適量作り出し、
⑤作り出されたIgE抗体は、対抗する抗原を攻撃撃破し、一部のB細胞などに攻撃対象の記憶が残り、免疫を獲得する。

 上記「IgE抗体が作られるプロセスと働きは」、正常な抗原抗体反応(免疫)が、正常な場合はIgE抗体が適量作られるのに比べ、花粉症などアレルギー反応では、それが大量に作られる。
 何故、花粉症においては、「IgE抗体」が大量に作リ出されるのか?

 花粉症における「IgE抗体」が大量に作られるプロセスは?
①花粉が鼻や目などの粘膜に取り付くと、花粉のタンパク質が粘液に溶けだし、
②この溶けだした花粉のタンパク質がリンパ球の一つであるマクロファージに取り込まれて異物と認識、ただちにその情報がTヘルパー細胞に伝達され、
③伝達されたTヘルパー細胞がその侵入異物を敵か否かの判断を下す際、侵入花粉をその都度、誤って敵とみなし、その都度B細胞に攻撃命令がだされ、
④それを受けてB細胞が、敵とみなされた花粉に対抗するIgE抗体を、その都度作り出す。
⑤この様にして作り出されたIgE抗体が、結合しやすい性質を持った顆粒球の「肥満細胞」と結合するため、
⑥花粉と接触するたびにその都度作り出されるIgE抗体は、こうして体内に大量に蓄積されてゆく。
 その結果、花粉症を発症させる!

上記のように作られた「IgE抗体」が「肥満細胞」の表面に次々と結合して、あるレベルに達した段階を「感作が成立した」と呼び、花粉症などアレルギー反応の準備が出来上がった状態となる。

Ies_3  こうした人が再び花粉に接触すると、くしゃみ・鼻水などの花粉症の初期症状が現れやすくなる。
 さらに抗原(花粉)が侵入すると、肥満細胞に結合したIgE抗体が抗原(花粉)をキャッチ結合し、この繰り返される反応が刺激となって、肥満細胞が活性化、ヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され、これらが過剰に毛細血管や知覚神経を刺激することで、くしゃみ、鼻水をともなうアレルギー反応をひき起こし、花粉侵入などの箇所を炎症させる花粉症を発症させる。
 以上が、花粉症の発症するメカニズムである。

 生活が清潔すぎてもよくないし、免疫システムが過剰に活躍しても反応が出る。どうすりゃいいの?というのが、今の現代人の悩み・・・このあたりが今の結論だろうか。

 ハハ、ハクション!ハハ、ハクション!
 これだけ調べても、花粉症は、相変わらずだ。


花粉症の正体は何だろう。そして、花粉症対策①
花粉症の点眼薬と内服薬 その効果、
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コメント

「花粉症「喘息」「アトピ-」この三つは兄弟。
「アレルギー反応」と「免疫」とは、同じ反応の仕組みであるが、「アレルギー反応」は「免疫の過剰反応」で体に病気をひき起こす。アレルギーが目や鼻でおきると「花粉症」、気管支でおきると「喘息」、皮膚でおきると「アトピ-」である。

「花粉症「喘息」「アトピ-」

投稿: 「花粉症「喘息」「アトピ-」 | 2016年3月18日 (金) 15時06分

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