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2014年1月11日 (土)

山田洋次 最新作『小さいおうち』戦争の影を50年前『遺族』から 語る

 NHKアーカイブス(埼玉・川口)の保管庫には、11万本のテープが眠るが、去年夏、そのなかから1本の貴重な番組「遺族」(昭和36年放送)が見つかった。
 何が貴重かというと、その当時、ドラマはその場でライブ放送して消えるのが普通で、録画しても録画テープが貴重だから上からまた別のものを録画して消すのはごく当たり前であった。従って、昭和36年の番組「遺族」は、幸運にも消されないで残っていた。その台本を書いたのが、監督デビュー前の山田洋次で、発見された作品「遺族の上映に先立ち、彼に見てもらった。
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 その当時、太平洋戦争(日中戦争)から10年、まだまだ役者も、監督スタッフも、戦争をよく知る人ばかりで、映画作品そのものは、きっと技術などは今よりは未熟かもしれないが、生の戦争のニオイがプンプンした・・・。そういうことを山田洋次は語っていた。 山田洋次と共に幻のドラマを観る。

000013 このドラマでは、一人の新聞記者が、太平洋戦争で出撃する前の特000015
攻隊員から、家族に遺書代わりに日記帳を預けられて、きっと家族に渡すと約束した。そこからドラマは始まる。
脚本は山田洋次のデビュー作みたいなもので、戦争から10年経ったか経たない昭和30年
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代、少年期に戦争を満州で経験した山田洋次は戦争・特攻について記憶が薄らぐ若者に伝えたいと考え、シナリオを書いた。が、若者には、戦争に加担した特攻には理解がなかった。
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 記者が、「遺書」を渡す家族がようやく見つけたのは、終戦後10年も過ぎたときだった。

000023 家族はみな、息子は特攻で死んだと思っているのに、母親だけが、何かの理由で我が家に戻って来れないのだと、古い新聞記事を持っていた。それは、わが子と同姓同名の窃盗記事だった。だから、我が家に来られないのだという。

 大人は「平和、平和」と、“羹アツモノに懲りて膾ナマスを吹く”のようにいうが、若者には、ギリギリまで危険に近づくものだ。戦争の記憶は、特に加害者の側には、痛みを感じないものになる。直接の被害者でないと、忘れる。無関心が、戦争を呼び寄せる。それは、戦争をどこかで知っている人には見えるのだが、知らない人には、見えない。

山田 洋次(やまだ ようじ、1931年9月13日 - ):000038 映画監督、脚本家。文化功労者、日本芸術院会員、文化勲章受章者。1931年、大阪府豊中市生まれ。
000040 満鉄のエンジニアだった父親の勤務のため、2歳で満州に渡り少年期を過ごした。終戦後の1947年、大連から一家で日本に引き揚げ、15歳から18歳までを山口県宇部市の伯母の持ち家で過ごした。流れ者や社会の逸脱者を多く描くのは、山田自身の引き揚げ体験が強く影響している。
1943年、東京都立第八中学校(現東京都立小山台高等学校)に入学するが、同年5月、空襲を避け、中国の大連へ移る。
1947年、大連から引き揚げ、旧制宇部中学校(山口県立宇部高等学校)3年に編入する。翌年、旧制山口高等学校(現在の山口大学)に入学するが、在学中に学制改革を経験する。
1950年、東京都立小山台高等学校卒業、東京大学法学部に入学。出席日数不足であったが、1954年に卒業して松竹に補欠入社。野村芳太郎作品の脚本家・助監督を務めた。1961年、『二階の他人』で監督としてデビューした。

0000311961年頃から日本放送協会の『遺族』、TBSテレビの『泣いてたまるか』などテレビドラマの脚本を担当するようになり、1962年に放送された日本テレビ放送網の『一等寝台車のあいつ』などの一部の作品では「山田よしお」のペンネームを使っている。
 

 山田洋次には、戦争体験を外地で経験しているし、戦争の影響をじっくり見て伝えることを自分に課しているように見える。美輪 Ca0aa1ln
Imagescafc0x8c明宏(みわ あきひろ)
もそうだし、作家五木 寛之(いつき ひろゆき)、山田洋次も、国民の共有する文化として持ち続けることを願いながら、老いさらばえていく危機を痛感しているのだろう。だから、焦りが見えて、若者にはしつこい“説教魔”にでも見えるのかもしれない。美輪 明宏「ふるさとの空の下に」廃墟から語るように歌ったが・・・

山田洋次監督は、『遺言』を見たことから、彼の生涯のテーマである戦争体験から、昭和10年頃から昭和19年の少々裕福な郊外の『小さいおうち』(原作中島京子)を通して、主婦の情事を描くことで戦争に連れ込まれる時代を見せている。と、監督は言う。戦争とか平和を大上段にかまえないで、ゲンダイの青年には情事のサスペンスに気がとられるかもしれないが、近現代の歴史を知る人には、忍び寄る戦争の影・・・を読み取るかもしれない。

長年「家族の“絆”」をテーマにしている山田洋次監督が、 

0010_2 昭和10年代、戦争の足音が強まるあの頃、東北の寒村から上京したばかりのタキ(黒木華)は、モダンな三角屋根のある東京郊外の家で女中として働き始める。
 Ws000005そこには玩具会社に勤める平井雅樹(片岡孝太郎)と美しい妻の時子(松たか子)、小さい息子が3人で穏やかに暮らしていた。妻の時子(松たか子が、夫の部下板倉(吉岡秀隆)に心あやしく揺らぎ始める。家族の“秘密”と共に、戦前の中流家庭の懐かしさと艶やかさも注目─。002
 それから60年後の現代。亡くなった大伯母タキ(倍賞千恵子)の遺品を整理していた健史(妻夫木聡)は、数冊の“自叙伝”ノートを手にする。そこには彼女が生涯封印した“恋愛事件”の真相が綴られていた。
【キャスト&スタッフ】出演:松たか子、黒木華、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子、橋爪功、吉行和子、室井滋ほか
 

 西洋文化と日本文化が混ざり合った美しい昭和モダンの世界。赤い三角屋根にステンドグラスがはめ込まれた扉と窓から蓄音機、煙草セット、紅茶カップまで、当時の流行が山田監督の記憶なども総動員して完璧に再現。Chiisaiouchi_intro_img01
 戦争の影に怯えながらも、生命力に溢れた人々の姿の戦前の昭和。戦前から敗戦の時代、小市民の家庭の暮らしを描きつつ、更に、果たしてその先に日本がその先にどこへ向かっていくのかを問う作品になっているか。Chiisaiouchi_point_img03 妻時子(松たか子)が、夫の部下・板倉(吉岡秀隆)に対して、自分の想いを初めて伝えるシーンでは、抱き合うだけだった台本の設定を、現場で急遽「キスをすることにしましょう」と変更。
 その初めてのラブ・シーンの演出でも、松たか子は、吉岡を相手に試行錯誤を繰り返しながら体当たりでぶつかり、本番では「ドキドキしますね」と興奮していたとか。松たか子の心の内を垣間見る思いで、『小さいおうち』を見られる。金原由佳(映画ジャーナリスト)
参照

 よーく見ると、山田 洋次監督は『遺書』NHKを見たのち、『小さいおうち』の宣伝をやって、NHKは巧みに利用されて片棒を担がされているようなものだな・・・。
 『遺書』と『小さいおうち』の二者は関係ありそうで、関係ない話だ。私も、二つ結びつけてしまったが、伝えたい「平和」は、説教臭くなく伝わっただろうか。

山田洋次「十五才 学校」Ⅳ 焦るな晴耕雨読:
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