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2013年9月 2日 (月)

アジア立志伝:世界企業生んだ張瑞敏 中国の松下幸之助

000030 アジア立志伝:張瑞敏、チョウという名前、恥ずかしながら聞いたことなかったが、たまたま録画してみたら、すごい巨大企業を一代で作りあげた・・・「島耕作」の作家が編集に関わって、張瑞敏の伝記と会社ハイアール(Haier) の生い立ちを見せていた。
 松下幸之助「私達は人間を作っています。ついでに電機製品も作っている会社です」という、言葉をお手本に会社を発展させた、と張瑞敏はいう。

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 これを見るちょっと前に、大正と昭和にかけてのTVドラマ「夫婦善哉」(織田作之助)を見て、大阪下町のセセコマしい社会を見たあとだったから、この張瑞敏・・・中国社会と発展振りをみて、スゲー、格段の違い、と驚いた。
 中国のエネルギーは、引き出し方を間違えなければ、スケールが違うと思った。これが中国の魅力だ。政治問題を抜いて、上手に付き合えばいいのだが。

 張瑞敏という男、貧乏な家庭に生まれと思っていたら、インターネットで調べると、学歴はきちんとしている。そうそう、Wikipediaでは「張瑞敏」はない。日本ではまだ一般に認知されていない。ただ、経営や企業ウオッチャーには知られているようだ。薄田雅人という人は、[2002/2/21]に詳しい記事を書いている。

 張瑞敏:1949年1月、現在64歳
中華人民共和国山東省莱州市生まれ
■学歴
中国科学技術大学工商管理修士課程修了
■個人略歴
1984年12月 青島建築金属廠(工場)、青島市家用電器工業公司を経て青島冷蔵庫総工場の工場長(社長)就任した。

000018 最初18歳で、町工場のような「青島建築金属廠(工場)」に勤め始めたが、仕事よりリーダーが壇上から従業員を集めて「毛澤東思想」を叩き込むような毎日で仕事を一生懸命しても、怠けても給料は変わらない。仕事より思想、仕事で残業すること自体が意味がなかった。
 政府の募集に応募して、家電製造をドイツへ学びに行った。その技術を中国へ導入するのが仕事で、留学二年で青島チンタオへ戻り、「青島電気冷蔵庫総廠」の工場長に就任した。000031
 「青島電気冷蔵庫総廠」は従業員が600人の工場。赤字続きで給料が支払えず、従業員の士気も著しく低下していた。経営難で責任を負わされ、すぐ辞めてしまうから、工場長も、張瑞敏が4人目であった。
 辞令をもらい、就任の前日、張瑞敏が「青島電気冷蔵庫総廠」の様子を見ておこうと工場へ行くと、工場内は寒い風が吹いており、工場の窓枠を壊している者がいた。この窓枠の木材を燃料にして暖をとるのだった。工場内で小便をしたり、排便がそこらあたりにあった。日本人から見ると、中国の人は、シモジモでは衛生、あるいは礼儀などを受けない人が多い。つまり、生まれたままの人間という野獣かもしれない。コレ、私の印象である。シモジモではない、外国へ留学した人には、欧米と同じ意識の人もいる。とにかく、中国は一概には印象は語れない。日本の10倍の人口、20倍の面積だから、多様性の国だ。
 

 張瑞敏が「青島電気冷蔵庫総廠」工場長に就任して、最初にした仕事は、工場内の排便の片付け、窓枠の修理であった。トイレへ行って小便、大便をするように従業員にしつけることだった、という。

000025 「電気冷蔵庫」が主力製品であるが、社長(総書記)としての最初に「品質重視」の考え方を社員に浸透させるため、赴任からまもなく、生産ラインで発生した不良品を集めた。76台の不良品が集まった。製造の責任者と検査員の目の前で、管理職と工場労働者全員に、その冷蔵庫をハンマーを持たせて打ち壊させた。「品質こそ命」という「絶対の価値観」を叩き込んだ。

 当時は、従業員一人当たりの月給が40元(円換算で600円)足らずの時代である。一台800元(月給の20倍)以上もする「欠陥」製品を鉄槌でつぶすことに大きなショックを受けた。計画に応じて作りさえすればよい、(共産主義の)計画経済的発想が染み付いていた従業員たちには、「欠陥商品でも、安く売っちまえば」という考えでいる従業員には、惜しげもなくハンマーで打ち壊したことには衝撃であった。

 「海爾路」(Haier Road=ハイアール)
 海爾集団(本社:青島市)は、今や中国最大であるばかりでなく、世界の十大総合家電メーカーである。世界十数カ国に国際展開しつつ、AV、白物家電からパソコン、携帯電話、PDAなどのIT関連製品など多様な製品を、世界160カ国・地域向けに販売している。
 その成長ぶりは、いまや世界が注目する。ハーバードをはじめ、世界のビジネススクールの研究教材で取り上げられている。

 張瑞敏氏がもたらした「精神革命」
 海爾の前身は、「青島市東風電機廠」という電機冷蔵庫の集団所有制企業である。
 創業者であり、現CEOの張瑞敏氏が、1984年12月末に市政府から東風電機廠に経営テコ入れの名目で派遣された。工場内至るところに汚物が散乱し、窓ガラスも割れ放題という、まさに惨憺たる有様であった。
 この小企業に、張氏は「品質こそ企業の生命」という、しばしば中国では忘れ去られた道理を徹底的に植え付けた。そこで、「革命的転換」が起こった。それが、欠陥冷蔵庫のハンマーでの破壊である。
 

 消費者が重視するのは、販売後のアフターサービスがどうかという点である。もちろん製品価格が、大都市の平均的な勤労者で月収2,000元(約3万円強)として、標準的な携帯電話1台が2,000元前後もするが、
「海爾ハイアールの製品は間違いない、問題・故障があっても責任をとってくれる」 - こうした信用を中国大陸の隅々で勝ち得ることをまず目指した。 「顧客が買うのは『享受』であって『商品』ではない」(社内雑誌「海爾人」)。
000027 他企業に先駆け、海爾ハイアールは基本的なモラルを企業のなかに植え付け、企業イメージを社会に認知させた。不信の渦巻く中国市場で差別化するための要件であった。
 張瑞敏氏の「海爾の品質やアフターサービスに対する真摯な経営哲学」は、中国国内で評価されて、信用と発展につながった。

最近取り組んでいるのは、8万人の従業員に、各人が自分の仕事をしているという意識をもつことだ。
000010
 海爾ハイアールの創業年1984年当時、中国国内に100社以上の電気冷蔵庫メーカーがひしめいていた。優秀製品と認定される製品は少なくなく、まさに混乱を極めた状態にあった。

 000028この混乱の最中に、数多くの国有企業が経営破綻した。海爾ハイアールは、多くの国有家電メーカーを驚くほどの「低コスト」で買収した。
 1988年の青島電鍍廠を皮切りに、91年には青島空調器廠、92年には青島冷凝器廠、95年7月には青島紅星電器集団、同年12月には武漢藍波希島公司、そして97年12月には黄山電子集団を吸収合併して合肥海爾電器有限公司を設立させている。
 海爾ハイアール集団は、旗揚げ後16年間で、負債総額5.5億元に上る18社の赤字企業をつぎつぎに吸収し、業容を拡大させた。


マルハン会長韓 昌祐ハン・チャンウ 生き方 2011.09
中国で日系企業のリスクのないあり方

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