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2012年11月 4日 (日)

守屋洋 三国志の蜀と劉備を語る

01 三国志の劉備は、正義の味方で徳のある人のようだが、三国志を書いた守屋洋に語らせると、劉備は無能、魏の曹操をほめている。それを聞いて、意外な印象を受けた。劉備はダメ人間のようなことを言われて、ええ?そうなんろうかと却ってもっと知りたいと思った。

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守屋 洋(もりや ひろし、1932年5月19日 - ):中国文学者。宮城県Images 32657211 生まれ。東京都立大学卒、同大学院中国文学科修士修了。中国古典の翻訳、またこれに基づくビジネス書を多く執筆している。
 著書の一覧 孫子の兵法 新釈菜根譚 新釈『老子』講義 韓非子 強者の管理学 興亡の原理 『三国志』に学ぶ 「中国古典がよくわかる本」実説諸葛孔明「三国志」の英雄 十八史略の人物列伝 三国志の英傑曹操伝 「四書五経」の名言録 陽明学回天の思想 中国古典で知る「できる人」の成功法則  『大学』を読む 修己治人の学 右手に「論語」左手に「韓非子」 将の徳力 中国古典に学ぶ人望学『三国志』正史に学ぶ生き残り術

Photo_2Photo_3  曹操は、赤壁の戦いで蜀の軍師諸葛孔明の策で、魏の船を全部焼かれて、敗戦の将の印象が強いので、劉備の賢さが際立っているとの印象を受ける。また、三国志の始まりで、劉備と関羽と兄弟の契りがあり、なかなか男同士の契りはいいシーンであると思っていたから、著者が、劉備を能無しだ、と言うとは思っていなかった。

中国の三国志というのは、ヨーロッパでは、ちょうどローマ帝国が5賢帝が続く安定しているの時代だろう。人間は動物的には、現代人とは変わらないから、文明利器は違っても、、悲しみとか、喜びとか、感情はおなじだろう。連綿と続く歴史の中で、科学は進むが、人間は、特に政界の自民党と民主党の政争は、いい年こいて、アホじゃないか、と思ってしまう。

それを中国の歴史家は、きちんと、書き残す習慣があった。それに基づく三国志、その歴史を学んでいるかどうかは別であるが、それには、人間観察を含む多くのことが書かれている。もう、これだけあれば、人間について書き尽くしたといえるほどである。

Img_1443222_43605155_0 曹操(魏)は、軍事的にも政治的にも、能力が低い劉備(蜀)がどこで何をしているか、気にかけていた。劉備(蜀)は、曹操より軍事的にも、政治的にも、劣っていたが、その代わりに、人々から信頼される徳の人であった。そのあふれる徳を慕って多くの有能な人材を集めていた。関羽、張飛、参謀の諸葛亮など、国主劉備を支えて、四川省を中心にした蜀という国を治めることになった。

ここでいう徳とは何か。徳とは、人間的に魅力と言う人もいるが、それは十分ではない。根底に徳があれば、人の魅力ににじみ出る。徳を構成する要素は三つくらい挙げることができる。
 第一、謙虚の「謙」
 第二、寛容の「寛」
 第三、仁義の「仁」
 この三つを上げる。この三つを劉備は備えていたと説明する。謙遜を身につけ、寛大で包容力があり、仁=相手を思いやる心の温かい
人であった。これがリーダーとして十分あったので、人に慕われるのであった。
 気をつけなければならないのは、これらの徳目が過剰になる場合である。謙虚が過剰になれば、お辞儀ばかりして卑屈になり、リーダーにはふさわしくない。また、寛大が度が過ぎれば、組織の中に甘えの構造で馴れ合って、組織がしまらなくなる。また、仁が過剰になれば、あっちこっちに気遣って、肝心の決断ができなくなる。
 極端、過剰になるマイナスが入ってくると、その徳目が却ってよろしくない。晩年50代になるまで、国を持てなかった劉備が国もちになったのは、大事にした部下、配下の働きによるところが大きい。

 底辺にある徳目が、部下が慕ってくる謙、寛、仁が人間の底辺にある劉備にあるから、その謙虚、寛容、仁義が力となって、多くの人材がそれに報いようとする力が働いた。

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