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2012年9月15日 (土)

新人シナリオ『花の冠』息子と義理の姉

049_2   『テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞』
 作品をテレビドラマとしてみて、新人として、入賞に納得がいく作品である。扱う結婚と離婚で傷ついている高校生と別れた義理の姉の心のありようが、社会に今後も増えそうなそのトラウマ現象をとらえている。

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子供時代と8年後の今をうまくリ028 ンクして、問題点をきっちり捕まえている。悲しみでもあるが、姉への愛情も盛り込み、姉の秘めた悲しみも伝わってくる。人は、人間関係を超越しては生きていけない。だがしかし、いつかは、この人間関係の連鎖を飲み込んで、ここで留まってクヨクヨしないで、前を向いて人生を始めてもらいたい。ここで足踏みし続けている人が意外と多い。そういう人には、心にしみる作品かもしれない。

『花の冠』は、連れ002子同士という義理の姉弟関係を通し、血のつながりだけでは計ることのできない“家族の絆”、“姉弟の絆”を描いた。
026  姉志保は、母純子が7年前に別れた夫・大庭(眞島秀和)の連れ子だった。つまり血はつながっていないものの、一時期、“家族”として過ごした“姉”…。そんな志保と再会し、どう接していいのか、戸惑う息子桜。実は、志保は誰にも言えない秘密を抱えていた…。

010_2 男子高校生平井桜(中川大志)は、バツ2の母純子(斉藤由貴)の再婚話に頭を悩ませていた。そんな母子のもとに、突然、7年前に別れた義理の姉志保(蓮佛美沙子)が現れる。二十歳に成長した志保は、イギリスへ留学を決め、しばらく会えないから、旅立つ前に純子と桜に挨拶に来た、ということだった。しばらく母純子と息子桜のマンションに滞在する。

 一回目の離婚のことは覚えていないが、二回目の離婚する際、純子と桜は、酒乱の前夫のもとに、やむなく娘志保を残し、涙ながらに去った。
045027   桜は、6年間だけ家族だった姉志保との8年ぶりの再会に戸惑い、どう接していいのか戸惑う。だが、姉志保と母純子は失った時間を埋めるかのように打ち解けていた。
 ちょうど、桜の進路面談が行なわれる予定になっていた。しかし、母純子は仕事で出席することができないから、姉志保が母純子の代理でて進路面談に出る。
034  桜は、経済的に母には余裕がないことを知っているため、「教師になること」をあきらめようとしていた。母が今ついあっている秋野康志(矢柴俊博)は桜の学費を出すと言ってくれているが、桜はそれを拒み続けていた。桜は母の前夫大庭からの虐待や志保との別れがトラウマとなっていて、新しい父親として母の交際相手秋野を認めることができなかった。
 桜は進路面談で、「就職を希望する」ことを付き添いの姉志保にも口裏合わせを頼んだ。しかし、志保は進路面談で「桜を進学させる」と担任教師に告げる。桜は自分の思い通りに言わない姉志保に激怒した。志保を激しく罵倒。傷ついた志保は、桜のもとを去っていく。

003  かつて、桜と志保、姉と弟として、前の父大庭に虐待されていた。この同じ痛みトラウマを抱える二人の心がすれ違う…。
 志保は、その日以来、急にいなくなった。母は志保は田舎のお祖父ちゃんの家にいるだろうから、行って謝ってきなさいとお金を3、4万円を渡す。その足で、長野県だったと思うが、電車で姉の家へ行って待っていると、彼女はその家へ来た。

057  姉も心に傷を負っていた傷を隠して、母に会いたかったのだ。イギリスへ留学に行くのもウソだった。九州の車メーカーの下請け工場で部品を作る仕事をしていたが、寮の改築工事で家をしばらくあけなきゃならなかったので、純子の家に厄介になった。ウソで固めたは話を伝えていたが、母は志保のウソを見抜いていたのだろう。たぶん。
 072 田舎の家は、祖父は死んでしまい、今は不動産屋に売りに出していた。その家で、姉と弟は語り合う。兄弟の契りのような感情が蘇る。姉からもらった幼いときの「花の冠」のお返し、といって指輪を買って姉に渡す。「出遅れたせみ」「寝過ごしたセミ」という姉は、駅で別れぎわ「ミンミン・・・」と口ずさむシーンは、秋になってセミがいなくなった今には、タイムリーであった。
東京のセミ、アブラゼミは、昨日一昨日から、ぱったりと、セミの鳴き声が聞こえなくなった。
071  母の再婚相手の子供兄妹と仲良く遊び「お兄ちゃんになりたいだけど」と二人に認めてもらう・・・、母と新しい父は、子供たちが仲良くできるか、きがかりの様子で子供たちが戻ってくるのを待つ。斉藤ゆきの母は、「心配ですか?大丈夫ですよ」と、7歳年下の新しい夫に話しかけるシーン・・・、桜が二人の兄妹と手をつないで来る。そのとき、(余計なことだが)斉藤由貴の首筋に歳を感じてしまった。


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テレビ朝日が2000年7月に創設した『テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞』は毎回、未来の脚本家を志す人々から多くの作品が寄せられている。 
 第11回には1495篇の応募があり、第1次~第3次選考を経て11編に絞られ、2011年6月22日に行われた最終選考(選考委員:脚本家の井上由美子、岡田惠和、両沢和幸の三氏)の結果、若狹大基(わかさ・だいき)氏の『花の冠』が大賞に選ばれた。

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